東山区基本計画第1章（「東山・まち・みらい計画2010」とは）

1　VISION～東山区の将来像とまちづくりの方向を示す計画

 　「東山・まち・みらい計画2010」は，京都市基本構想の理念を継承し，恵まれた自然環境や質の高い伝統文化など，東山区の個性と魅力を最大限に活かしながら，東山区が抱えているさまざまな課題に的確に対応し，新たな時代にふさわしいまちの将来像と，それを実現するために進むべきまちづくりの方向を示す計画です。


2　PROJECT～将来像を実現するための総合的，体系的な計画

 　「東山・まち・みらい計画2010」は，目標として定めた東山区の将来像を実現するため，今後10年間に取り組む施策・事業などを総合的，体系的に示す計画です。


3　PARTNERSHIP～区民と行政との協働によって推進する計画

 　「東山・まち・みらい計画2010」は，区民と行政とのパートナーシップにより，まちづくりの主役である区民はもちろん，事業者なども含めて，東山区に住み，働き，集うすべての人が協働して推進する計画です。


4　計画の位置付け

　「東山・まち・みらい計画2010」，は京都市基本構想（グランドビジョン：平成11年12月17日策定）に基づき，全市的な観点から定められる「京都市基本計画」とともに，東山区の特徴や個性を活かした「地域別計画」として策定するもので，2010年までの東山区のまちづくりの指針となるものです。

5　策定の経過

 　計画の策定にあたっては，平成10年8月，区民の代表や有識者の方々で構成する「東山区基本計画策定懇談会」（座長・森谷尅久　武庫川女子大学教授）を設置し，論議を重ねるとともに，東山区の全世帯を対象とした区民意見の募集，区内の小中高生を対象とした作文募集など，あらゆる機会をとらえて区民の皆さんのご意見をお聴きし，これを最大限に取り入れ，策定に取り組んできました。

●主な区民意見募集の経過

平成10年度
　東山区全11学区で区民と行政が協働で取り組んだ「福祉・防災マップ」づくりにワークショップを通じて，各学区ごとにまちの魅力や身近な問題点などを聴く。

平成11年7月～9月
　区内の小中高生を対象とした作文『東山区・みんなの夢・まちの未来』を募集し，「まちの自慢」や「未来の東山区」などをテーマに子どもたちの意見を聴く。

平成11年10月～11月
　『市民しんぶん東山区版・特別号』で，「東山区の現況と課題」や「まちづくりに関するテーマ」を示し，区民の意見を聴く。

平成12年6月
　『市民しんぶん東山区版・特別号第2号』で，計画の概要を示し，区民の意見を聴く。

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