平成24年度「子どもを共に育む京都市民憲章」実践活動紹介リーフレット
ページ番号135326
2022年12月26日
平成25年2月5日、「子どもを共に育む京都市民憲章」の実践活動として、モデルになる活動や、ユニークな活動に取り組んでいる9つの団体を「憲章実践推進者」として表彰。受賞団体の素晴らしい活動に改めて敬意を表するとともに、それぞれの取組を紹介します。
受賞団体の皆様
○特定非営利活動法人きょうとCAP 子どもの人権・暴力防止
~子どもへの暴力防止プログラム~
ワークショップを開催し、子ども同士(いじめ)や大人から子どもへの暴力(虐待や性暴力、誘拐)など、様々な暴力から身を守る方法を、子どもたち自身が考え、身に付けるとともに、「嫌なことは嫌だと言っても良い、誰かに相談もできる」というメッセージを伝え、子どもたちの自尊感情を育てるプログラムを展開しています。
主な活動場所:保育所(園)、幼稚園、小中学校、児童館
○特定非営利活動法人チャイルドライン京都
~子ども専用ホットライン~
京都府全域と全国の子どもを対象に、どんな内容でも匿名で相談できる電話相談窓口を開設しています。子どもたちが、いじめや学校、家族、自分自身、性など、自分の抱えている様々な困難や自身の気持ちを話すことで、心を開放し感情を整理したり、自分自身を癒すことができるよう支援しています。
主な活動場所:京都府内
電話番号:0120-99-7777(月~土曜日16~21時)
○社団法人京都府助産師会
~多胎妊娠・出産・育児支援活動~
助産師が専門的かつ身近な立場を活かすとともに、育児サークルや各種団体とも連携し、多胎妊娠の妊婦とその家族を妊娠初期から支援することで、多胎妊娠・出産における育児不安や肉体的負担等の軽減、児童虐待の予防を図っています。情報誌の発行やファミリー教室の開催などを通じて、多胎妊婦仲間や先輩家族との出会いに加え、具体的な医療情報や育児情報を得る機会を提供。平成24年度から電話とメールによる相談事業も開始しています。
主な活動場所:京都府助産師会館(中京区)
○特定非営利活動法人京都子どもセンター
~KODOMO‐DOKI(子どももおとなもわくわく・どきどきできる時間)~
「無人島一週間チャレンジキャンプ」や新春恒例「初笑いおやこ狂言会」、農業体験など、子どもたちに、様々な自然・文化・社会体験の機会を提供しています。体験を通じて、子どもたちが多くの友達や大人と関わり、自分を表現し、他者と共感する力を身に付け、感性豊かに成長できる環境づくりを進めています。
主な活動場所:京都市内各所、自然体験は、市外・府外でも活動
○京都「おやじの会」連絡会
~わが子の父親から地域のおやじへ 安心して子育てできる絆づくり~
父親の積極的な子育て参加を進めるため、各学校を拠点として父親同士の活動や交流の輪を地域に広げる活動を展開しています。「O(おやじの)K(子育て参加に理解がある)企業」認定制度や「早く帰ろう!デー(毎月16日)」キャンペーン、講演会など、市内全域で様々な活動を実施し、地域ぐるみで子どもを共に育む風土づくりを行っています。
主な活動場所:市内全域
○母乳育児サークル
~母乳育児サークル~
サークルだよりの発行、育児サークルの活動やシンポジウムの開催を通じて、母乳育児による母子の心身の利点について情報発信を行うとともに、子育て家庭を孤立させないための取組を進めています。母親たちがボランティアで30年の長きに渡り、地域に密着した活動を続けています。「リラックスして楽しい母乳育児を」がモットーです。
主な活動場所:ぶんきょうサテキャン伏見大手筋
○一般社団法人洛峰ココイマプロジェクト
~京の山里ココで暮らすイマを暮らすプロジェクト(山の子育て支援)~
左京区北部山間地域(別所・花脊・広河原)の地域活性化、定住促進の一環として、子育て・親支援事業を展開しています。保健センターと連携した健康相談会や、集落が離れ交流の機会が少ない保護者同士の交流会、昼間里親制度を活用した「京(みやこ)ベビーハウス堰源」の開設、自主学童保育事業等を行っています。
主な活動場所:花背小中学校・京(みやこ)ベビーハウス堰源(左京区)
○親子支援ネットワーク♪あんだんて♪
~不登校の子どもと家庭を支援する取組~
不登校の子どもたちの居場所づくりやその家庭を支援するため、親の会や相談会、交流会を開催したり、機関誌「♪あんだんて♪通信」を発行しています。自身の子どもの不登校を経験したスタッフが、当事者の抱える困難な状況に寄り添い、きめ細かな対応を行っています。また、シンポジウムの開催を通じて、不登校について社会の理解を深める機会づくりを行っています。
主な活動場所:山科区
○特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば
~子どもの夜の生活支援等~
すべての子どもたちが豊かに育つ社会環境・ 文化環境をみんなでいっしょに創りたいと願い、生の舞台を楽しむ活動や異年齢集団の中での子どもたちの体験活動、子どもと家族が自由に集える居場所づくりや文庫活動、子育て相談など様々な活動をしています。平成22年から、夕食や入浴などの夜の時間を大学生と共に過ごす「子どもの貧困対策事業」を開始しました。
主な活動場所:山科区・伏見区醍醐地域
各地域で様々な活動が実践されています
○「こども防災EXPO」開催
待鳳社会福祉協議会・待鳳小学校PTA
○様々な体験活動の機会を提供
一般財団法人ポジティブアースネイチャーズスクール(Positive Earth Nature's School)
21くろやま塾
○PTAや地域のボランティアによる活動
朱雀第二小学校 読み聞かせボランティア「ヨムヨム」
○学校巡回お菓子教室の開催
京都府菓子工業組合青年部
○保育園の卒園児や保護者が長年にわたり交流
だん王友の会
○子育てに必要な知識やスキルを学ぶ講座を開催
特定非営利活動法人親子ハートコンタクト
○不登校の子どもたちに、自然体験・スポーツ・文化活動等の機会を提供
フリースクール「わく星学校」
○食物アレルギーの子どもを持つ家族のために、学習会、電話・メール相談を実施
特定非営利活動法人アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっと
○障害のある子どもの子育てに関する学習会や交流会を開催
西総合支援学校 子育て支援窓口「西の風」
ちょっと知っとこ
STOP!児童虐待~「虐待かな?」と思ったら、迷わず御連絡ください!~
知っていますか?あなたの近くにいる子どものこと。あなたのちょっとした心遣いで、虐待に気付き、子どもたちを、そしてその親を救うことができるかもしれません。
・間違っていても構いません。ためらわずに御連絡ください。
・匿名でも受け付け、あなたの秘密は守られます。通告は、児童虐待防止法及び児童福祉法に規定する義務です。
〇児童相談所全国共通ダイヤル 0570-064-000
※PHSや一部のIP電話からはつながりません。一部地域では使えないことがあります。
〇京都市子ども虐待SOS専用電話 075-801-1919 (24時間対応)
電子メールによる相談サイト「にんしんホッとナビ」
京都市では、安心して妊娠・出産ができるよう、ホームページ「にんしんホッとナビ」を開設し、電子メールによる相談を受け付けるほか、妊娠・出産に関する情報を発信しています。「不妊・不育で悩んでいる」、「思いがけない妊娠」など、妊娠すること、産むこと、育てること等に関して、不安や心配がある方はどなたでも気軽に相談してください。
詳細はこちらから。
まち全体を学びと育ちの場に みやこ子ども土曜塾
「大人みんなが先生に」を合言葉に、土曜日をはじめ学校休業日に、豊かな学びと育ちの場を提供し、市民ぐるみで子どもたちを育む取組です。企業や大学など市民ボランティアによる、伝統芸能、芸術、スポーツ、自然体験などの多彩な取組を、情報紙「GoGo土曜塾」とホームページから情報発信しています。
詳細はこちらから。
昼間里親 京(みやこ)・ベビーハウス
昼間里親制度は、昭和25年に開始した京都市独自の制度です。保護者の方の就労や病気など(保育所と同じ条件)により、家庭で保育できない子どもを、経験豊かな里親さんが、個人の家庭等の落ち着いた雰囲気の中で保育します。
・対象年齢 産休明けから3歳未満(花脊、大原地域にある昼間里親においては小学校就学前まで)
・保育時間 8時30分~17時(必要に応じて、7時30分~18時)
・入所申込 お住まいの区の区役所(支所)の福祉事務所へ
京都市教育相談総合センター(こどもパトナ)カウンセリングセンター
子どもの不登校やいじめ、友人関係、性格、行動、学習、学校生活、その他心のケアが必要と思われることなど、子どもの教育上の様々な課題や子育ての不安について、教育・心理専門のカウンセラーが来所相談を行っています。
・対象 京都市在住又は京都市立学校に通う小学生から高校生までの児童生徒及び保護者
・場所 中京区姉小路通東洞院東入曇華院前町706番地3
・利用方法 あらかじめお電話でお申し込みください。(TEL 075-254-1108)
・利用時間 月~金曜日10時~21時、土曜9時~17時 ※第2・4水曜、祝日、年末年始は休み
日曜日 10時~17時(日曜日は日曜不登校相談を実施しており、継続的な
面接相談は行っておりません。)
お問い合わせ先
子ども若者はぐくみ局 はぐくみ創造推進室
TEL 075-251-0457 FAX 075-251-1616