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はたちプロジェクト

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2019年1月30日

 市民みんなで祝う京都らしい「成人の日」のあり方を検討するために発足した 「成人の日をみんなで祝う検討委員会」 からの提言を受け,市民の皆様とのパートナーシップのもと新成人自身が社会的責務や使命を自覚し,社会全体が青年の晴れの門出を祝い励ます気運をつくるための事業を推進しています。

 

1/2(にぶんのいち)成人式

 10歳を迎える小学4年生がこれまでの自分を振り返り,自分の将来について考えるきっかけとなるような取組として「1/2成人式」を学校単位で実施しています。 

保護者や地域の方を招いての発表会の実施

 参観授業などで,保護者や地域の方を招いての「1/2成人式」を実施し,児童が自身の10年間の思い出や将来の夢などについて発表します。

10年後の自分へのメッセージ

 児童が10年後の自分に向けて書いたメッセージを10年間保存する取組を行っています。児童が成人を迎えたときに返却し,自身と京都市の歩んできた歴史を振り返り,未来の京都の歴史を築き上げる「おとな」としての自覚を深めることを目指しています。

京都市成人の日記念式典への参加

 10年後の自分の姿を想像し,これからの生き方について考えてもらうきっかけにするため,子どもたちが本物の成人式を手伝い,式典に参加します。本年度の成人式当日には,錦林小学校4年生の児童が受付を行い,式典に参加しました。

小学4年生児童による受付

小学4年生児童による受付

思い出成人式 ~これまで成人式に出席できなかった方へ~

 仕事や家庭の事情など様々な理由で成人式に出席できなかった方で,改めて「大人のけじめ」として参加したい方を「京都市成人の日記念式典」へ招待し,新成人と一緒に式典に臨んでいただきます。本年度は,5名の方が成人式に参加しました。

はたちの集いコーナー/母校・恩師からのメッセージ

 「京都市成人の日記念式典」の第2会場(みやこめっせ1階)で,式典終了後,懐かしい旧友と再会するきっかけの場所として,出身中学校ごとに集うコーナーを設置しました。
 また,各中学校ごとに,母校・恩師からのメッセージも掲載しました。(全109校)
はたちの集いコーナー

はたちの集いコーナー

母校・恩師からのメッセージ

はたちの集いコーナー

地域ぐるみで祝う祝う成人の日

 京都市全域で精力的に地域活動を行っている団体等と協力し,地域で育んできた新成人の新しい門出を祝い励ますための,地域独自での取組を推進しています。

「おめでとう・ありがとう」の手紙

 新成人と御家族など親しい方々との双方向の手紙を募集しました。日頃言えずにいる感謝の気持ちなどを手紙に綴ることで,家族の絆を深め,祝いの気運を高めることを目的としています。
  

 心温まる手紙が,今年も届きました。どれもが,温かい気持ちが込められた素晴らしい作品ですが,その中から特に心動かされた作品を紹介します。

作品紹介

おめでとう部門(2作品)

「二十歳の優里へ」

 

1歳のお誕生日を迎える前にお父さんが癌を発病しお父さんと家族の3年以上にわたる闘病生活が始まりました。

お母さんも毎日病院の付き添いがあり優里を一緒に病院に連れて行くこともできずにいきなり昼間里親さんに預かってもらいました。

 

そんな闘病中にも亡くなったお父さんと優里は心が通じ合っていたのでしょう。七夕の時にはお互いを思いやる気持ちを願いを込めて書いた短冊があります。


本当に優里は理由もわからずいきなりの出来事で私やお父さんと同じように不安で戸惑ったことと思います。そして4歳の誕生日を迎えてすぐお父さんは37歳という若さで旅立っていきました。

 

一番親と一緒にいて甘えたい時期にほとんど一緒に過ごすことができなくて私もお父さんも辛くて…でも一番寂しくて辛かったのは優里自身だったと思います。

優里が1歳過ぎて初めて1人で歩いた時も私たちはその姿を見ることができず里親さんからその様子を聞きました。

本当に寂しい思いをさせてごめんなさい。

お姉ちゃんはお父さんの闘病生活を見てきて病気の人を助ける手助けをしたいと言って医学部に進み今は6回生で春からは研修医として働きます。

いつもお姉ちゃんが頼りない私の代わりに父親代わりのようにしっかり私と優里を支えてくれたね。そしてお姉ちゃんが大学生になり下宿するようになって今度は2人だけの生活が始まり優里が体調の悪い私の代わりにいろいろと手助けをしてくれてとてもうれしいです。頼もしいと思います。現在も入院中の私の代わりにひとりで家を守ってくれていて感謝しています。

 

優里は医学の道とは全く違う建築デザインや設計の仕事に就きたいという目標を持って毎日皆勤で大学で勉強しています。

実はお父さんも公務員として土木建築部で設備などの設計の仕事をしていました。

植物園の芝生広場のトイレもお父さんが関わったということを幼い頃から話していてそこに行くとトイレを見に行ったりしていたことが何かしら優里の心の中で眠っていたそういう事への関心を呼び出したのかな?と思ったりお父さんの仕事を受け継いでやりたいという思いを持ったのかと思うこともあります。お父さんはきっととても喜んでいると思います。

 

お父さんは「優里やお姉ちゃんが成人するのを見届けられないのが親としてとても残念です。」と遺書に書いていましたが2人とも健康でまじめに優しく育ってくれたことは私はとてもうれしいしお父さんも安心していることと思います。

優里はこれからもっともっと勉強して経験を積んで一級建築士を目指すという高い志を持って頑張っている姿が私自身の励みにもなっています。

 

そしてお父さんが旅立っていつもいつも泣いてばかりの私に優里はこう言ってくれました。

「お母さん,泣いてばかりいたらお空にいるお父さんがあかんて言うてはるよ。お父さんはいつもお空から見てはるよ!」

この言葉にはどれだけ励まされたことがわかりません。

ありがとう,優里!

 

優里がここまで頑張れたのは自分自身の頑張りはもちろんですが周りの皆さのあたたかい支えや助けがあったからこそだと思います。

お父さんが最期に言った「ありがとう」という言葉を思いながら優里もありがとうという感謝の気持ちを忘れずにこれからも社会に貢献できる社会人として歩いて行ってください。

 

成人おめでとうございます。

 

母そして天国の父より

 

(京都市伏見区 松田 佐栄子さん)

 

 

「母から息子へ」

 

「今まで心配かけてごめん」

と謝っていたけれど,君と過ごす時間はとても幸福だった。

でも,時には見守ることしか出来なくて,不甲斐ない思いをしたこともある。

その時の君の背中は,今まで感じたことのない重圧に押しつぶされそうに見えて辛かった。

でも本当はそうではなかった。

君は静かに自分自身と深く向き合っていた。自分の未来や,本当にやりたいことは何なのか,答えを探し出していたのだと思う。

思いの外早く独り立ちした君。

充実した日々を語る眼差しも,その内なる精神も,わたしの知っている子供の頃の君とは違う。

とても頼もしく,嬉しい。

今日,晴れて成人式を迎える君に,わたしの祖父の言葉を送りたい。

「人生に近道はない。」

苦しい時は,一度立ち止まることも大事。納得のいくまで悩み,考え抜けばいい。

いつか絡まった思考の糸は徐々に解れて,一筋の光となって君の進む道を照らしてくれるだろう。

どうか,強い意志をもって,若い命を輝かせ,心豊かな人生を歩んで欲しいと願っている。

本当におめでとう。

 

 

(京都市上京区 中田 千夏さん)

ありがとう部門(1作品)

「お父さん,お母さん,そしてお姉ちゃんへ」

 

お父さん,お母さん,お姉ちゃん,私を今まで育ててくれて,見守ってくれてありがとう。

 

お父さんは私が4歳になってすぐに病気で亡くなりました。

今までの人生20年の間のたった4年間という短い時間しかお父さんと過ごすことができずほんとうに寂しいですが,お父さんが私の誕生日の時にしんどくて動けないのに私とおもちゃで遊んでくれたことははっきりと記憶に焼き付いています。

お父さんは自宅療養していて家のソファーで酸素マスクを自身の外してお母さんの手を取って「ありがとう」と言いながら目を閉じていきました。

私はその時はまだ人の「死」ということがあまりよく理解できませんでしたが今となってはお父さんは最期の最期まで周りの人を思いやる気持ちを持った優しく素晴らしい人だと思います。

お母さん自身も病気がちなのに毎日朝早く起きて私のお弁当を作ってくれて何も言わずにみまもってくれて感謝しています。

そしてお姉ちゃんはお父さんのように病気で苦しむ人を助けたいと言って医学部に進んで来春からは病院で研修医として勤めることになりました。私はいつもお姉ちゃんが頑張っている姿勢を見て目標にしてきました。

お父さんがいなくてお父さん代わりになりしっかりしていて私たちを支えてくれました。

私はお姉ちゃんと同じ道には進みませんがお父さんがやり残したことを受け継ぎたいと思い今は大学で建築デザインの勉強をしています。お父さんが設計などに関わったという植物園や鴨川公園のトイレ…,阪神大震災の翌年には兵庫県の教育委員会の方で県立の学校の建て替えなどの復興応援で兵庫県に家族で引っ越していったと聞いています。お父さんがやってきた仕事は後世にも残っていくものだと思います。

本当はもっともっとやりたかったのだろうと思います。

私はどこまでできるかわかりませんがお父さんの遺志を継いで建築関係の仕事で社会の役に立ちたいと思っています。

まずは卒業したら建築士の資格をとりその後も勉強や経験を積んで一級建築士の資格をとりたいと思います。

うちは母子家庭で経済的にもかなり厳しく大変ではありますが奨学金を借りたり給付してもらったりみなさんに支えられて今の私があると思います。

 

私を建築の道に導いてくれた父,

母子家庭で大変なのにいつもいろいろ応援してくれた母,

私に母子家庭でも努力すれば道は開けるから妥協せずに頑張れと応援して背中を押してくれた姉,

20年間本当にありがとうございました。

これからも私のことを応援してください。

 

優里より

 

(京都市伏見区 松田 優里さん)

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