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制定の経緯、取組経過

ページ番号5077

2022年12月26日

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制定の経緯

 京都のまちは、地蔵盆や各地域の祭り、伝統行事に象徴されるように、子どもを大切にする文化を誇りとし、また、全国に先駆けて小学校を創設し、地域住民が運営に参画するなど、地域社会を基盤にした子育てと人づくりを担う自治の精神に満ちた輝かしい伝統を有しています。

 そうした精神と社会の在り様は、子どもに社会の一員として愛される喜びと愛することの大切さを教え、共に生きるうえでの規律、支え合い、育ち合いの姿勢を自然と学ばせ、身につけさせる役割を担ってきました。

 しかし、今、現代社会において、急速な情報化に加えて、物質的な豊かさや利便性があまりにも優先され、家庭での親子、更に兄弟姉妹や祖父母、地域での人と人とのふれあいやつながりといった、子どもの健やかな育ちに大切な力が失われつつあります。

 さらに、子どもの命が粗末に扱われたり、子ども自身が自尊感情を持てず、命を軽視してしまう現実を前に、改めて京都のまちが培ってきた次世代育成の精神と地域社会の力に依拠しつつ、子どもを健やかに育むため、市民の心意気を行動で示すことが緊急の課題となっています。

 そうした状況のもと、「人づくり21世紀委員会からの提言」が提出されるなど、子どもの命と  健やかな成長を最優先させるため、今、大人として何をなすべきかを共に考え行動する市民の輪が広がってきたことを受け、児童虐待等の様々な子どもの問題に取り組んできた京都子どもネット ワーク連絡会議とも連携し、親として市民として、更には企業としての行動の在り方を具体化する「子どもを共に育む京都市民憲章」を制定する運びとなったものです。

取組経過

平成18年2月25日  人づくり21世紀委員会が2年間にわたる市民ぐるみの議論をもとに「提言」(中間まとめ)を本市に提出

 同年3月9日  桝本市長が「子どものための市民憲章」の制定意向を表明

 同年4月1日  子どものための市民憲章制定推進プロジェクトチーム設置(以降8回開催)

 同年6月2日  人づくり21世紀委員会が「提言」を本市に提出

 同年7月20日  京都市子どものための市民憲章懇話会設置(以降6回開催)

 同年11月7日  素案策定及びパブリックコメント募集を広報発表

 同年11月10日  パブリックコメント募集開始(12月8日まで、196名応募)

 同年11月10~14日  意見交流会開催(10日、13日、14日、15日、市内4会場で279名参加)

意見交流会の写真

 同年11月25日  シンポジウム開催(350名参加)

平成19年1月12日  プロジェクトチームにおいて憲章最終案を確認

 同年2月5日  「子どもを共に育む京都市民憲章」制定

憲章制定披露の写真

 同年2月24日  「子どもを共に育む「市民憲章」制定記念の集い」を開催 <第10回人づくりフォーラムと同時開催>(2,800名参加)

憲章制定記念の集いの写真

 同年3月13日  京都市会が「子どもを共に育む京都市民憲章」を積極的に推進する決議

子どもを共に育む京都市民憲章制定の経緯、取組経過

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お問い合わせ先

子ども若者はぐくみ局 はぐくみ創造推進室
 電話: 075-251-0457 ファックス: 075-251-1616

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