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七瀬川水域の環境の保全及び再生の取組

ページ番号171124

2015年1月21日

七瀬川水系の水辺環境調査

 本市では,大岩街道周辺地域の環境改善に向けた取組の一環として,地域や学校等との協働によりフィールドワークを通した七瀬川水系の水辺環境調査を行っています。

秋の大岩山自然観察会を実施しました。

 好評だった夏の自然観察会に続き,平成26年11月8日,京都精華大学 板倉豊教授の楽しいレクチャーのもと,秋風が爽やかな時期の大岩山の自然を探究する「大岩山自然観察会 in Fall」を実施しました。

 土曜日の開催ということもあり,観察会には地域の児童館からもたくさんのご参加をいただき,合計27名の参加者がありました!

26年秋 大岩山自然観察会のご案内

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秋の大岩山で観察会のスタート!

朝の集合時

当日は地元の小学生がなんと18人も参加してくれました。天気にも恵まれ,すがすがしい秋空の下,絶好の観察会日和となりました。

小川の生き物

大岩山入口の小川で早速,ヤゴやガガンボの幼虫を発見しました。
秋でもやっぱり山には色々な生き物がまだ元気に活動していました。

不思議なキノコ

秋の大岩山には不思議なキノコもいっぱい!シイタケやなめ茸にそっくりなものから見たことがない不思議な色形のものまでたくさん見つけました。

質問中

生き物や植物のことはすぐにその場で板倉教授に質問。
答えがすぐに返ってきて,まるで「歩く図鑑」です。

小川での調査を終え,いざ,山頂へ向け出発!!

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街中ではなかなか見かけないこんな立派なカサ付どんぐりをゴロゴロ発見。

観察会の様子

普段何気なくとおりすぎる木々。大岩山の木は大丈夫だったけど,すごい小さな虫が原因で枯れてしまう病気が大きな問題になっているんですって。

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これがナラ類の木を枯らしてしまう「カシノナガキクイムシ」。こんな小さい虫が木に穴をあけて枯れさせてしまうんですって。当日は標本を皆に見せてくれました。

小川で調査中

秋の大岩山中腹あたりの小川で,水の中にどんな生き物がいるのか調査する京都精華大学と伏見工業高校の生徒の皆さん。

水質調査中

今回も水質調査をしました。お手伝いしてくれた伏見工業高校の生徒さんの手にある水質調査の結果を興味津々で見つめる子供たち。

サワガニ

秋の大岩山の水はすっかり冷たくなっていましたが,
今回もやっぱりサワガニがいました!

ミョウガ

これは食べると物忘れがひどくなるというミョウガの原種。
釈迦の一番弟子がミョウガという名前で忘れっぽい人だったというのが名前の由来とか。

アオキの実

山中で見つけたアオキの実。
赤く熟すと鳥などの外敵に見つかって食べられるので,食べられないように青いままでいるんだって。かしこい!

野イチゴ

野イチゴがたくさん生っていました。
甘酸っぱい自然の味をみんなで味わいました。

観察会の様子(2)

山頂までの道中,目につくもの次々にみんなで教授に質問していっぱい教えてもらいました!

みんなで元気に山頂到着!

すがすがしい気候の中,山頂までみんなで元気に登りきりました。普段目を向けることが少ない植物や生き物についてたくさんのことを板倉教授に教えてもらい,発見の連続でした。大岩山の中はやっぱり秋もたくさんの種類の生命であふれていました。

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今回は気候もよく最高の観察会日和でした。
みんなで展望所で集合写真,ハイ チーズ!(カシャ)

夏に引き続き当日はたくさんご参加いただき,ありがとうございました。

また今回もスタッフとしてご協力いただきました,京都精華大学の学生の皆さん,伏見工業高等学校の先生と生徒の皆さん,本当にありがとうございました!!

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お問い合わせ先

京都市 伏見区役所深草支所地域力推進室大岩街道周辺地域環境整備担当

電話:075-642-3175

ファックス:075-641-0672