京都市歴史資料館・柳原銀行記念資料館連携企画「今村家文書」の特別公開に関する特別展及び連続歴史講座・記念シンポジウムの開催について
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2016年8月3日
京都市歴史資料館・柳原銀行記念資料館連携企画「今村家文書」の特別公開に関する特別展及び連続歴史講座・記念シンポジウムの開催について
平成28年7月19日
くらし安全推進部人権文化推進課(366-0322),歴史資料館(241-4312)
この度,京都市歴史資料館及び柳原銀行記念資料館におきまして,「今村家文書(いまむらけもんじょ)」の特別公開に関する展示及び関連イベントを下記のとおり開催しますので,お知らせします。
「今村家文書」は,戦国期から昭和期まで,伏見街道沿いで地域の有力者として代々続いてきた,今村家(東山区本町十丁目)に伝来する貴重な文化財です。
今回は,この「今村家文書」から,柳原銀行記念資料館で崇仁地域周辺の歴史を御紹介するとともに,京都市歴史資料館では,東山区の本町通り周辺や鴨川・高瀬川流域の歴史をたどり,中世から近代までの古文書や絵図などを御覧いただきます。1 京都市歴史資料館
(1) 特別展「鴨川・高瀬川流域の人と暮らし -今村家文書の世界-」
ア 開催日時 平成28年9月2日(金曜日)~ 平成28年10月30日(日曜日)
午前9時~午後5時 ※休館日:月曜日,祝休日
イ 会場 京都市歴史資料館1階 展示室(上京区寺町通丸太町上る)
ウ 内容
「今村家文書」は,戦国期に三好長慶(みよしながよし)に仕えた今村慶満(いまむらけいまん)関係の資料をはじめ,享禄4年(1531)から昭和期まで約400年間にわたる資料で,その総点数は約6,700点に及びます。今回の特別展では,中世から近代までの古文書や絵図などの資料から,東山本町通りや柳原庄など鴨川・高瀬川流域の人々の暮らしの歴史をたどります。また,京都でも最古級の町家といわれる今村家住宅についても,写真パネル等で御紹介します。
エ 展示品 古文書約40点,絵図約10点,写真パネル約10点
オ 入館料 無料
カ 展示解説 平成28年9月15日(木曜日), 10月22日(土曜日) 午後2時から30分程度。申込み不要。
(2) 連続歴史講座「東山区今村家の歴史遺産」(全4回)
開催日 | 講座名 | 講師 | 会場 | |
( ア) | 平成28年 9月10日(土曜日) | 戦国期の京都 -今村家と今村慶満- | 河内将芳 (奈良大学教授) | 同志社大学今出川キャンパス良心館(上京区烏丸上立売下る,市営地下鉄今出川駅から直結) (ア)(イ)105教室(1階), (ウ)207教室(2階) |
(イ) | 9月17日(土曜日) | 近世の柳原庄・本町十丁目における人びとの生活 | 木下光生 (奈良大学准教授) | 同上 |
(ウ) | 9月24日(土曜日) | 今村家の明治維新 | 小林丈広 (同志社大学教授) | 同上 |
(エ) | 10月1日(土曜日) | 今村家住宅・京都最古級町家の成立過程 | 大場 修(京都府立大学教授) | ひと・まち交流館京都(下京区河原町五条下る東側,市バス「河原町正面」前)第4・5会議室 |
ウ 定員 (ア)(イ)(ウ)150名,(エ)170名(先着順)
エ 受講料 無料
オ 申込方法
(ア)(イ) 8月4日(木曜日)~9月6日(火曜日),(ウ)(エ) 8月4日(木曜日)~9月20日(火曜日)に,電話,FAX,電子メール,いずれかの方法で,京都いつでもコール(京都市市政情報総合案内コールセンター)へお申し込みください。お申込みの際には,「氏名・ふりがな・電話・受講希望日・同伴者人数(同伴者は2人まで)」をお伝えください。
※連続講座の前半の申込締切日が早くなっていますので,御留意ください。
[京都いつでもコール]
電話番号 075-661-3755(みなここ) FAX番号 075-661-5855(ごようはここ)
電子メール https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html
(ホームページの送信フォームを御利用ください。)
※お電話の際はお掛け間違いのないよう御注意ください。
※お問合せ先 京都市歴史資料館 電話(075)241-4312
2 柳原銀行記念資料館
(1) 特別展「崇仁(柳原庄村)の独立 ~今村家文書より~- 今村忠右衛門と桜田儀兵衛-」
ア 開催日時 平成28年9月2日(金曜日)~ 平成28年10月16日(日曜日)
午前10時~午後4時30分
※ 休館日 月曜日,火曜日,祝休日
イ 会場 柳原銀行記念資料館(下京区下之町6-3)
ウ 内容
「今村家文書史料集」を基に,互いに深く関わりのあった柳原庄本郷の庄屋,今村忠右衛門(いまむらちゅうえもん)と柳原 庄銭座跡村の戸長,桜田儀兵衛(さくらだぎへえ)との交流の軌跡を,現在の崇仁地区が柳原庄村として大仏柳原庄から独立していくまでの歴史を通して見ていきます。
エ 展示品 古文書及び絵図(いずれも複製品),写真パネル 約30点
オ 入館料 無料
(2) 記念シンポジウム「崇仁(柳原庄村)の独立~今村家文書より~」
ア 内容
第1部 講演会
「今村家文書の歴史的価値」 秋元せき(京都市歴史資料館館員)
「今村忠右衛門と桜田儀兵衛」 山内政夫(NPO法人崇仁まちづくりの会理事)
第2部 パネルディスカッション 「今村家文書について語ろう!」
パネリスト 今村寿子(今村家文書研究会代表),秋元せき,山内政夫
コーディネーター 重光 豊(今村家文書研究会)
イ 開催日時 平成28年10月15日(土曜日)午後1時30分~ (開場・受付は午後1時から)
ウ 会場 東本願寺別邸「渉成園『閬風亭(ろうふうてい)』」(東本願寺前から正面通りを東へ徒歩2分)
エ 定員 70名
オ 入場料 無料
カ 申込方法 会場での先着順
※ お問合せ先 柳原銀行記念資料館 電話(075)371-0295広報資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局共生社会推進室人権文化推進担当
電話:075-222-3096
ファックス:075-366-0139