京都市指定・登録文化財-環境保全地区(西京区)

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2016年4月7日

京都市指定・登録文化財-環境保全地区(西京区)

地蔵院文化財環境保全地区(じぞういんぶんかざいかんきょうほぜんちく)

 地蔵院は西山の麓に位置する。貞享3年には現方丈(京都市登録文化財)が創建されるなど,寺観の整備が行われた。方丈前の庭園(京都市登録名勝)も,この頃に築かれたものと考えられている。境内は参道が山に向かってのび,その途中には総門が開く。参道の奥には方3間の本堂(昭和10年再建)が東面し,その北方には方丈,庫裏等が建つ。境内を竹林で囲まれ,建造物や庭園と一体となって,「竹の寺」にふさわしいすぐれた境内環境を形成している。
地蔵院文化財環境保全地区

淨住寺文化財環境保全地区(じょうじゅうじぶんかざいかんきょうほぜんちく)

 当寺は西山のふもとに位置し,その境内は元禄年間 (1688~1704) 再興時の寺観を伝えている。 東西にのびる参道には高低差があって途中に石段が付く。参道の両側には樹木が茂り,また入口寄りには南北に土塀がのびる。参道の石段を登りきると正面に本堂・寿塔(京都市指定文化財)が,その北には客殿が建つ。本堂をはじめとする建物が,石段や土塀・樹木などと一体となってすぐれた景観を示している。
淨住寺文化財環境保全地区

五社神社文化財環境保全地区(ごしゃじんじゃぶんかざいかんきょうほぜんちく)

 五社神社は,西京区下津林に所在する。当社の創建は詳らかではないが,本殿前に建つ石灯籠に暦應二年(1339)の刻銘があり,中世には成立していたことが推測される。境内地は,南面する本殿の南側に,拝殿,舞台等が軸線上に配され,これ以外に,明治初期以前には当社と習合関係にあった旧永福寺の本堂(現観音堂)も併置され,これらで境内の中核部が構成される。境内配置で注目されるのは,本殿の前方に建つ舞台と観音堂が,境内の軸線方向と直交,相対して建つこと,また舞台が拝殿に接近し,両者が橋掛(はしがかり)で連結されていることである。この配置は舞台で上演される神事芸能の際に機能的に相互関係をもつよう構成されたものとみられる。以上のように,当社は明治以前の神仏習合の性格の強い寺社景観を現在も保持しており,建築群がもたらす景観ばかりでなく,その配置構成に神事芸能の際の機能的な相互関係が推察されることなど,個々の建物の使い方や地域の風習を伝えることに特徴をもつ。また,これら一連の建物を取り囲む樹木も一体となって,優れた境内環境を形成している。
五社神社文化財環境保全地区

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