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「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」第1回推進本部会議における本部長指示について

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2014年8月29日

「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」第1回推進本部会議において,山下京都府警察本部長とともに推進本部の本部長を務める門川市長は,本部長を代表して,以下のように指示しました。

「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」第1回推進本部会議における本部長指示について

1 日時

平成26年8月27日水曜日 午前10時~午前10時50分

2 場所

京都市役所 消防庁舎7階 作戦室

本部長指示内容

本部長を代表した門川大作市長の指示は以下のとおりです。

 山下京都府警察本部長とともに推進本部の本部長を務めさせていただいておりますが,本部長を代表して,指示させていただきます。

 本日,山下京都府警察本部長をはじめ京都府警察のすべての部長様,市内の署長の皆様に京都市役所に御参集いただき,京都府警察と京都市による歴史的な会議を開催しました。

 京都府警察と京都市はこれまでから,暴力団対策強化,生活保護不正受給対策,交通対策,少年非行防止対策など全国トップレベルの緊密な連携を図り,安心安全の取組を進めてまいりました。

 また,京都マラソンの開催,歩くまち京都,公共交通優先のまちづくりなど連携を強化した取組が多くの市民の皆様から,歓迎されているところですが,その関係は新たなステージに移っていると感じております。

 京都の未来を切り拓く新たな取組を本格的にスタートするに当たり,山下京都府警察本部長と私から,推進本部長指示として本部員の皆様に,3点指示させていただきます。

 

 1点目は,この取組を大きく,かつ創造的な市民ぐるみ運動として進めていく基盤となる「市民の皆様との課題・意識・目標の共有」であります。

 すでに地域の自治連合会や市政協力委員等々,各種の団体のリーダーの方々に,取組を説明していただいていますが,引き続きあらゆる機会を通じて,意図的・目的的に取組の趣旨・目標等をきめ細かく説明し,話し合い,世界一安心安全の実現に向けて市民ぐるみの取組機運を各地域で盛り上げていただきたいと思います。

 全国的な課題である犯罪防止対策に取り組む上で,京都の強みは何かと言いますと「自分たちのまちは自分たちで守る」という誇り,気概です。

 私は教育長時代によく「平凡な教師は言ってきかす」「よい教師は説明する」「優秀な教師は率先垂範する」「最高の教師は人の心に火をつける」と言ってきました。

 自分たちのまちは自分たちでよくしていこう,京都はこのようなことができるまちであり,その可能性を大いに秘めているまちです。

 そのために私たちが燃えなければなりませんし,各地域で課題・使命感・目標・行動の共有をしてください。

 地域力・人間力を活かすため,最大限に市民の皆様お一人おひとりが自分の問題として取り組んでいただける,市民ぐるみ運動にする基盤づくりをお願いします。

2点目は「京都市と京都府警,とりわけ区役所と警察署との連携強化」であります。

 京都市内の犯罪発生状況は大変重要な時期に来ていると考えています。

 この局面を乗り越え,更なる安心安全を実現するために,市民生活にとって最も身近なところで安心安全の実現に取り組む区役所と警察署が,行政組織の枠組みを超えて,連携の更なる強化を図り,「チーム北」「チーム伏見」「チーム右京」「チーム左京」「チーム上京」等のように力を一つにして取組を進めていかなくてはならないと思います。

 この取組の肝となる京都市と京都府警との協定は7月31日に締結しましたが,改めて取組を進めるに当たり,各区役所・各警察署において意思疎通・意思統一を図り,組織を超えて連携協力し,お互いの取組を融合するような関係を構築していただきたい。

 そして本市の各局,京都府警の各部も各区の取組をしっかりフォローする体制をとっていただきたい,山下京都府警察本部長と私も緊密に連携をとっていきます。

 連携とは「相手に求める」ことも大事でありますが,「相手に求める」だけではなく,自らが相手の立場に立って「自己変革」し,役割分担だけでなく,お互いが一歩踏み込んで重なり合うことで連携は深まり,結果を出せます。

 警察と市役所,京都市と京都府,京都市と京都府警,さらに地域の皆さんと連携を一層深めていただきたい。

 3点目は「徹底した各区の現状把握に基づく対策の推進」です。

 各区役所・警察署から現状の報告がありましたが,自らの場所の現状分析をしっかり行いながら,課題意識を持って取り組むことが重要です。

 現在,「全市版運動プログラム」の策定を急いでおり,先行実施行政区の選定にも取り組んでいきますが,「世界一安心安全・おもてなしのまち 京都」の実現に向けて,各区において地域に見合った防犯対策を進めていくことが大事です。

 各区の現状課題を正確に把握することが第一歩であり,「全市版運動プログラム」の策定や先行実施行政区の選定を待たずに,今現在も進めていただいていますが,課題を共有し,知恵を出し合い,連携し,今すぐできる対策に着手していただきたい。

  

以上3点に心していただき,「2020年,世界一安心安全,やさしさあふれる,楽しいおもてなしのまち 京都」を市民の皆様,旅行者の皆様,京都で学ぶ学生の方々や子供たちが実感できる,また目に見える形で結果を出すため,力を発揮していただきたい。

 「世界一安心安全のまち」この実現は夢ではありません。

 京都では17年間「世界一美しいまち」を作ろうと様々な取組を進めました。

 17年前には言い過ぎではないかと揶揄されたりもしましたが,現在外国から来られた方から一番評価していただいているのが,京都のまちがきれい,清潔ということです。

 2020年には市民の皆様と警察・市役所が連携を強化すれば,必ず実現できるものと考えています。

 笑顔で楽しく暮らせるまちこそが,世界から来られる方にも感動していただけるまちでありますのでよろしくお願いします。

 

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